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私たちが知っている「タワークレーン」について。。。

カテゴリ: 製品情報 作成日:2022年10月11日(火)

高いビルや大きな建物をつくるときに欠かせないのが、タワークレーン。建物が高くなるにつれてタワークレーンも高さを上げることができる(クライミング)ため、建物が高くなればなるほど活躍していきます。建設現場の中で組み立てて使うため、移動式の大型重機と比べて、建設現場への入退場や待機場所などを気にする必要もありません。そこで、今回は「タワークレーンはどうやってビルの上にのぼっていくの?」「タワークレーン どう解体する?」などについて詳しく見てきましょう。

 

sogo tower crane himitsu

 

日本クレーン協会 (JCA)日本クレーン協会 (JCA)の公式サイトによると、高層ビルの建設工事で一番高いところで活躍しているクレーンは、一般にタワークレーンと呼ばれている。工事完成後は解体して搬出される。

工事現場におけるタワークレーンの一連の工事の流れは、【組立⇒クライミング(必要回数繰り返す)⇒解体】の順で行う。組立はブロック積み、クライミングは尺取虫、解体は親亀・子亀・孫亀方式で屋上から消えて行く。

タワークレーンは、高層ビルや大型構造物の建設、ダム建設のコンクリート打設に用いられ、一つの工事が完了すると解体され、他の工事現場に移設して用いられる。

タワークレーンのクライミングにはクレーン本体がマストを昇るマストクライミングと、工事の進捗とともに工事中の鉄骨を利用してベース架台(土台部分)を盛り替えるフロアクライミングとがある。

 

クライミング装置

クライミング装置は上部カンヌキを有する上部昇降フレーム、下部カンヌキを有する下部昇降フレーム、昇降シリンダで構成され、上下のカンヌキでクレーン本体の全質量を交互に支えている。
クライミング方式には油圧シリンダ、電動シリンダ、電動チェーンブロック、ワイヤロープ(巻上装置と併用)などを用いたものがあり、このうち油圧シリンダ方式が主流である。

① マストクライミング方式

建物の外に地上にベース架台を設置し、最頂部に順次マストを継足しながらクライミングする方式で、一般的なビルや超高層マンション工事等で用いられている。

 マストクライミング方式   anime mast climbing method 
② フロアクライミング方式

超高層ビルではタワークレーンのマストが地上から建っていると仕上げ工事に支障が出るので、工事の進捗に伴い工事中の鉄骨を利用してベース架台を盛り替える。

フロアクライミングではマストが根元ジブの脚の間を通過するので構造が異なり、フロアクライミング可能なタワークレーンは一部の機種に限られている。

 フロアクライミング方式     anime floor climbing method
 

解体・搬出

タワークレーンを使用する工事が終了したら解体作業に入る。タワークレーンの解体には2種類の方法があります。

二人三脚で行う親亀子亀孫亀方式

大型タワークレーンは一度に解体することができないので、解体されるクレーンよりひと周り小さいクレーンを傍らに組み立てて解体を行う。この作業を数回繰り返して、次第に小さいクレーンに置換えて行く。

親亀⇒子亀組立 子亀⇒親亀解体 孫亀⇒子亀解体 人力⇒孫亀解体
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屋上にあるタワークレーン(親)より一回り小さいタワークレーン(子)を近くに組立
組み立てたタワークレーン(子)によりタワークレーン(親)を解体して地上に下す
ジブクレーン(孫)を近くに組立
タワークレーン(子)を解体して地上に下す
最後のジブクレーン(孫)は人の手で解体してエレベー タで地上に下す
photo41.jpg photo42.jpg photo43.jpg photo44.jpg
 
自分で分解を行う逆クライミング方式

 背を縮める(逆クライミング方式)

「本体を一段降ろす→マスト(支柱)を1つ取り外す」という作業を繰り返して、クレーン本体を地上近くまで降ろします。

 クレーン車が登場。地上で解体

地上のクレーンで、部材を解体して取り外し、搬出車両に積み込みます。

※クレーンが低い場合は、地上から大型クレーンで直接解体する方法もあります。

 

タワークレーンの取り扱いには資格が必要

タワークレーンの運転をするには「クレーン運転士」の免許が必要になります。クレーンの種類により必要な免許も異なってきます。

 

タワークレーンのレンタル料金はどれくらい?

タワークレーンのレンタルは、定格荷重、作業半径、最大揚程、位置のタワークレーン、状況などにより料金に大きく幅が出ますので、都度見積もりとさせて頂いております。 お気軽にお問い合わせください。

 

まとめ

長期にわたる大容量のマテリアル ハンドリング ソリューションを必要とする建設現場では、タワー クレーンのレンタルが長い間選択されてきました。 当社のタワー クレーンのレンタルは、フックの高さ、ジブの長さ、容量が異なるさまざまなメーカーとモデルを備えています。 株式会社相互は、あらゆる用途にソリューションを提供するよう努め、これを念頭に置いてレンタル艦隊を構築しました。

 

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