傾斜地用シザースリフト『BIBI1090』他の機械では不可能な場所にも行ける
BIBI1090は、 2020年に日本市場に導入されたAlmaCrawler社で初めてのクローラー式シザーリフトです。レンタル開始から3年が経過し、このような特殊な機械を使用しながら、お客様から多くの好意的なフィードバックをいただけたことを大変嬉しく思います。従来のシザーリフトが最大傾斜3~5度の平坦で均等な場所でしか作業できないのに比べ、このシザーリフトは特殊なバイ・レベリング技術を応用しており、20度までの傾斜や不整地、段差でも作業者に安全な状態を提供することができます。これにより、「傾斜地用シザースリフト」として市場で高い注目を集めています。今回は、この製品をレンタル事例や安全上の注意点、推奨用途などを交えて詳しくご紹介します。 |
| 工事現場で使用 |
立体駐車場で使用 |
【主な仕様】
【バイ・レベリング技術がどのように動作するか?】
【レンタル事例】
BIBI1090は、その高い機動性と安全性により、さまざまな状況での作業に適しています。以下は、いくつかの実際のレンタル事例を通じて、その優れた性能をご紹介いたします。
① 砂利での高架橋点検 この事例では、砂利で覆われた高架橋での点検作業が行われました。砂利は大きく、地面が沈みやすいため、敷板を使用してクローラーに砂利が挟まるのを防ぎながら、作業が行われました。現場と道路の段差は、セルフ車の荷台に載せて簡単にクリアできました。この事例は、砂利道での点検作業に適していることを示しています。 | |||
② 太陽光パネル設置 別の事例では、太陽光パネルの設置が行われました。勾配は約13度で、現場には大きな石がたくさんありました。しかし、BIBI1090は大きな石を避けつつ、傾斜に対して前後左右に自在に進むことができ、常に水平な状態で安全に作業ができました。これは寒冷地域での太陽光パネル設置に非常に適した機械であることを証明しました。 | |||
③ 支保工の撤去 最後の事例では、アンダーパスの施工過程での支保工の撤去作業にBIBI1090が使用されました。現場の高さが不要であったため、自動レベリング機能をオフにし、クローラーをマニュアルで操作しました。また、入口が狭く、坂道に機械を設置する必要があったが、BIBI1090はあらゆる方向に据え置いても安定しており、輪留めが不要で作業効率が向上しました。 |
これらの事例は、BIBI1090の柔軟性と安全性が、さまざまな環境での作業に貢献していることを示しています。ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお知らせください。私たちはお手伝いできることを心から願っております。
【安全上の注意】
※縁石や岩、大きな勾配(10㎝以上)での方向転換はしないでください。
※障害物に対して常に垂直に進んでください。
※上り坂を運転中、平地から傾斜地にハンドルを急激に切らないで、ゆっくりと慎重に操作してください。
※舗装面に穴や段差がないか確認してください。
※作業できる地面かどうかの判断する際、重要になるのが、作業を行うために作業台を停止した時に作業台が滑らないかどうか、確認してください。滑ってしまう要因:傾斜/低摩擦係数によるグリップ不足。
※滑りやすい面、凍結地、砂地での運転は避けてください。
※キャタピラーが以下の状態にならないよう注意してくださいドライブギアとトラックローラーも含め、全て地面に接していなければなりません。地面に接していない場合、安定領域が減少し、作業台が不安定となる恐れがあります。
【おすすめ使用場所】
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住所:大阪市西区南堀江1-25-17
電話番号:06-6535-1234
Fax番号:06-6535-0723